未経験だけどアパレル業界に転職できる?
アパレル業界に挑戦してみたい
このようなお悩みを解決します。
著者はアパレル業界で約10年間働いていました。
店長経験もあり、バイト・中途採用の面接やスタッフ人材育成も行っていました。
本記事では、未経験からアパレル業界に転職するために必要なスキル、求められる人材、気を付けるポイントを解説します。
これからアパレル業界で働きたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
アパレル業界は未経験でも転職できる?
結論、アパレル販売員は未経験でも転職可能です。
特に販売職は特別な資格が必要というわけではないので、未経験でも転職できます。
実際にわたしが働いていたブランドでも、中途やアルバイトでアパレル未経験者は多かったです。
未経験者のほうが、ブランドの方向性や販売スタイルを指導しやすかったり、異業種にチャレンジしたいというポテンシャルも高いので、企業にとってもメリットは多くあります。
アパレル未経験者に年齢制限はある?
アパレル未経験者に年齢制限はありません。
ブランドによりますが、30代、40代でもブランドのターゲット層の年代にマッチしていれば問題ありません。
百貨店やラグジュアリーブランドだとお客様層も落ち着いた雰囲気の方が多いので、むしろ受けは良いです。
アパレル販売職で未経験者に求められるスキル
1.コミュニケーションスキルが高い
販売職は接客業なので、コミュケーション能力の高さが求められます。
コミュニケーション能力の高さとは、
・話して伝える能力
・聞く能力
がどちらもバランスよく備わっていて、お互いの意思疎通がスムーズにできることです。
接客業はお客様のニーズに合わせて提案したり、お客様心理を読み取ったりすることも必要です。
また、目をきちんと合わせてハキハキとした話し方ができると印象が良いでしょう。
2.ブランドイメージに合うビジュアル
見た目や顔の造形ということではなく、立ち振る舞いや雰囲気がブランドのイメージと合っているかを企業は見ています。
ブランドイメージや理念を理解しているか、イメージを損なわないような姿勢や話し方、身だしなみができているか、ということが求められます。
3.明るく前向きな性格
アパレル販売員は店舗全体のチームワークが大切です。
指導や注意されたときにきちんと素直に受け入れられる柔軟性があるか、自分勝手な行動をしないか、などが求められます。
また明るく前向きな性格はお客様にも好かれやすいので、顧客作りにも活かすことができ、店舗の売上達成にも繋げることができます。
4.ファッションが好き
アパレル販売員はトレンド情報に興味があって、おしゃれ好きな人材が求められます。
自分自身がおしゃれに興味があってファッションセンスがないとお客様に提案できないからです。
未経験の場合はこれから専門的な知識を学んでいくことになりますが、トレンドの着こなしやメイクなど最低限の情報は頭にいれておくことが大切です。
アパレル販売職の注意点
おしゃれな服装やメイクで華やかなイメージのアパレル業界ですが、実際の仕事内容はハードな部分もあります。
大量の洋服の検品やストック整理、店舗予算のための売上目標や、長時間の立ち仕事など、簡単な仕事ではありません。
楽しそうだし、やってみたい!という気持ちだけで業界に入っても、ギャップがありすぎるかもしれません。
でも仕事がきつい分、やりがいもありますし、人間的にも成長できる仕事です。
接客して売り上げをつくるということは営業のスキルアップや、目標に対しての課題発見力や対応力にも繋がりますし、お客様やスタッフ間とのコミュニケーションで対人スキルは上がります。
私の場合ですが、アパレル業務で培ったスキルは異業種に転職してからも活かされています。
まとめ
アパレル業界は未経験でも働くことが可能な業界です。
とくに販売職はたくさんの経験が積めて人間的にも成長できる仕事です。
誰もが最初は未経験なので、アパレル業界で働いてみたいと感じている方は、ぜひ求人をチェックしてみてください。
思わぬタイミングで縁のあるブランドと出会えるかもしれません。