【元店長が解説】アパレル業界で働きたい人向け面接対策【転職・就職・アルバイト】

アパレルの面接ってどんなこと聞かれるんだろう…

アパレルの面接対策が知りたい

このようなお悩みをお持ちではないですか?

著者は約10年間くらいアパレル販売員をしていました。店長経験もあり、アルバイトや中途の面接をしていました。

本記事では、アパレルの面接で聞かれる質問や気を付けるポイントなどを私の体験談を踏まえながら解説します。

転職や就職、アルバイトでアパレル業界を志望されている方は参考にされてみてください。

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目次

アパレル販売の面接で聞かれる質問(転職・就職・アルバイト)

1.志望動機

『なぜアパレル業界を志望するのか』
『多くのブランドがある中で、なぜこのブランドを志望したのか』


という志望理由は必ず聞かれます。

【志望動機】質問の対策

応募先のブランドを選んだ理由は大事なので、ブランドが好きな理由や実際に店舗に足を運んで感じたこと、接客を受けて感じたことなど、具体的なエピソードがあると関心度が強く伝わります。

2.自己PRや自分の強み

自分のスキルや、能力、得意なことを聞かれます。

企業側は
「あなたを採用することで会社にどんなメリットがあるか」を知りたいので、いままでの経歴や実績を絡めながらアピールすることが大切です。

転職や就職の場合は職務経歴書やESを見ながら質問されますが、文章を丸暗記したものを伝えるのではなく自分の言葉で気持ちを込めて伝えましょう。

【自己PR,自分の強み】質問の対策

自分の強みや、アピールポイントは志望するブランドが求める人材に合わせた内容にしましょう。

前職のスキルや得意なことが事務作業だった場合、それを接客業に活かすといっても説得力がありません。

接客業やファッションに繋がるような強みをアピールしましょう。

例えば、コミュニケーション能力がアピールできる経験談や、チームワークを重視した業務を行っていたなど、接客業に活かすことのできるスキルを持っていて、今後活かしていきたいということを具体的に伝えましょう。

入社後のイメージが湧きやすく、企業側に良い印象を与えることができます。

企業のリサーチはHPでチェックしたり、口コミサイトを確認して情報収集しましょう。

3.好きなブランド

好きなブランドや、よく読む雑誌、普段はどこで買い物することが多いのかなどを聞かれます。

意図としては、どれくらいファッションやおしゃれが好きなのか、業界研究をしているのかなどを把握するためです。

【好きなブランド】質問の対策

類似ブランドや競合ブランドを伝えると志望ブランドのジャンルが本当に好きで応募しているということが伝わりやすいです。
(また類似ブランドと比べてどのような点が良くて応募に至ったのか、などを聞かれるかもしれません)

実際に採用された場合、そのブランドの良さやメリットをお客様に伝えることになるので、志望するブランドとあまりにもかけ離れているジャンルを伝えるのは避けた方が採用に繋がりやすいです。

4.将来のビジョンについて

転職や就職の場合は、今後のビジョンについて聞かれることが多いです。
(アルバイトの場合はどういう販売員になりたいですか?などを聞かれることがあります。)

目先の目標だけではなく、先まで見据えたキャリアプランを把握することで会社にとってどういう存在になりうるか、を見極められます。

【将来のビジョン】質問の対策

いずれは店長や副店長のポジションになりたいや、こういう仕事を任されたいなど、今後はどのようにステップアップしていきたいかを伝えましょう。

具体的な目標があると、やる気やあなたの人物像が企業側にも伝わりやすいです。

アパレル面接の注意点・見られているポイント

1.抽象的な表現は避ける

すべての面接に共通する注意点ですが、「興味がある、憧れている」という表現だけでなく、具体的な言葉や表現を伝えなければ面接官の印象には残りません。

また、長々と説明するような言い回しは避けた方が良いです。(職務経歴書やESなどの内容を補足するようにポイントを絞って簡潔に伝えましょう。)

あなたの強みを伝えるときに、裏付ける具体的なエピソードや実績や体験談があると、あなたの人間性や価値観が伝わりやすいです。

2.会社で活躍できることをアピールする

自分の実績に対して、
・どういう努力をしたか
・自分の強みをどう活かしてクリアしたのか

を伝えましょう。

「実績×自分の強み」を伝えることであなたの人物像・スキル・価値観がより強く伝わります。

入社後はこの強みを活かして○○の分野で役立てていきたい

と、会社で活躍できる人材としてアピールしましょう。

3.身だしなみや清潔感

服装や髪型は志望するブランドイメージに合っているものが望ましいです。

ブランドの系統にあっているものや応募ブランドのアイテムを身に着けることで、関心度の高さをアピールできます。

アパレル面接でしないほうがいい逆質問は?

給与面や福利厚生の事を聞く

『土日は絶対休めないんですか?』
『給与支払いはいつですか?』
『残業代はでますか?』

このように、質問の内容が給与面や待遇面などを細かく聞きすぎたものだと、条件面でシビアな人という印象になってしまいブランドや企業に対しての熱意が薄そうと判断されかねません。

不安要素を感じる質問をたくさんすることは避けた方が望ましいでしょう。

わたしの前職の場合ですが、最終面接まで行い、採用がほぼ決まっていた人がいたのですが、給与面や規則についてのつっこんだ質問が多かったため社長や上層部判断で採用が取りやめになっていました。

【まとめ】応募するブランドのリサーチは念入りにしよう!

面接は第一印象がとても大切です。

アパレル販売員は見た目や雰囲気がブランドイメージに合っているかを見られます。

応募先のブランドに合わせた服装や髪型、メイクなどリサーチをして臨みましょう。

また、企業理念や方針などはHPで事前に確認して、企業の考え方に沿った回答ができるように備えることがおすすめです。

お店によって接客スタイルは異なるので、実際に店舗に足を運んで販売員の接客を受けることで得られる情報も多いです。

百貨店やファッションビルは競合店も並んでいるので他のブランドと比較しながら店舗を回ってみて情報収集していきましょう。

販売職から他ブランドへ転職を志望している方は以下の記事もあわせてお読みください。

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