【劣等感】パワハラする人の心理や原因は?6つの対処法・反撃法を解説

「なぜ、パワハラ上司はこのような行動をするのだろう」
「人が傷つくようなことをわざわざ言うのはどうして?」


このように、パワハラ上司の行動にお悩みの方は多いのではないでしょうか。

本記事では実際にパワハラを受けていた私の体験談をもとにパワハラをする人の心理や原因・対処法を解説します。

パワハラで支配しようとしてしまう人の心理がすこしでもわかれば、あなたも気持ちに余裕ができて冷静に対処できるかもしれません。

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目次

パワハラする上司の心理的特徴

いつも高圧的な態度で接してくる上司…

とても嫌な気持ちになりますよね。

パワハラ上司の思考や、精神状態はどのようなものなのか特徴を紹介します。

「無能な上司」と思われることを恐れている

パワハラ上司は、

自分に自信がない場合が多く、プライドが高いです。

内面の弱さを悟られないために、部下や立場が弱い人に対して高圧的な態度をとってしまいます。

部下から無能な自分を悟れられないために上から目線で必死な行動をとってしまいますが結果、誰からも慕われないのです。

パワハラ上司は劣等感が強く、立場を奪われたくない

パワハラ上司はコンプレックスが強く、自分に自信がないため、優秀な部下に対して劣等感を抱いてしまう場合があります。

自分のポジションを守るために仕事ができる部下に対して攻撃的な言動で嫉妬してくる場合があります。

ライバル心を燃やされると厄介なので反撃はせずに流していきましょう。

嫉妬されるくらい自分は優秀だという目線で考えることができれば邪魔な上司に対して冷静に対処できるでしょう。

パワハラ上司は器が小さい

価値観の幅が狭く視野が狭いのがパワハラ上司の特徴です。

自分の非を認めなかったり、自分にとって都合の悪いことは受け付けられません。

根本的に自分に自信がないので意見がコロコロ変わったり、情緒が安定していません。

自身もパワハラを受けてきた

上司も高圧的な指導を受けて育ってきた為に、そのやり方しか知らない場合があります。

「きつい指導こそ教育」という固定概念にしばられたまま、こちらにも強要してくる場合があります。

また、つらかった過去があるので自分はきついことも耐えてきたんだ!と部下に対して無意識にストレス発散している場合もあります。

人に合った指導法というものが理解できていないのがパワハラ上司です。

嫌いなパワハラ上司の対処法6選

どんなに気を付けていてもパワハラ上司の被害にあってしまうこともあると思います。

我慢してなにもしないのは相手の思う壺なので、視点を変えたり、自分ができることから行動していきましょう。

かわいそうな人・哀れな人と割り切る

パワハラ上司は自分に自信がないのを悟られないように日々必死です。

かわいそうな人、哀れな人です。

私もパワハラ上司にずっと耐えてきた経験がありますが、この人哀れだな…と認識することである程度流せるようになりました。

かわいそうで、哀れな人、不幸な人だなと呆れて見ながら、一歩引いて心の距離を置きましょう。

パワハラ上司の攻撃を素直に受けてしまうとこちらが大ダメージを受けてしまいます。

反面教師として割り切ることで、ある程度は冷静になれます。

味方を増やし、孤立させる

日常的にパワハラをしている上司は他者への配慮が欠けている分、社内ではよく思われていないことも多いです。

同僚や他部署を巻き込みながら、

『人として信用できない』
『管理職として未熟な奴』
『人格に問題がある』


という話が広まれば、パワハラ上司の影響力は下がっていきます。

そして、自分以外でも嫌いな人がいるという感情を他者と共有することで精神的にも安定します。

また、上司の上司を味方につけることも有効です。
パワハラ上司の言動態度で効率が悪い、士気が下がるなど、業務対してどれだけの悪影響があるかを相談しましょう。

部下から信頼されていない、マネジメント能力が低いということで低評価に繋がります。

自滅する時を待つ

今すぐ行動ができない、という状況にいるかもしれません。

パワハラ上司に仕返しをすることは現実的に難しい場合もあるでしょう。

これは私の体験談ですが、パワハラ上司は自業自得で自滅していきます。

私が新卒で入った会社で出会ったパワハラ上司は、

・業務は基本丸投げ
・部下の売り上げを横取り
・常に高圧的な態度

という人でした。

部下の売り上げを横取りして自分の業績にしていたので昇進したのですが、昇進後に不正問題やパワハラ行為がばれて解雇されて消えていきました。

他にも自身のパワハラ行為やクラッシャー行為で自滅していった人を何人もみてきました。

パワハラ上司は人望がないので出世してもいずれ失脚してしまいます。

自身の傲慢な考え方を変えない限りパワハラ上司に幸せな未来はないのです。

抱え込まずにできるだけ毅然とした態度で接してください。


社内または外部の窓口に相談する

人事部、パワハラ上司の上司、社内の相談窓口にまずは相談しましょう。

まともな会社であれば上司に対してきちんと対応してくれる可能性もあります。

可能であれば録音データなどの記録を残しておくとよりスムーズかもしれません。

(会社を訴えたいという場合は証拠を集めが大事になります。)

社内の窓口で相談した場合、部署異動ができる場合はパワハラ上司から物理的に離れることもできるでしょう。

希望の部署に移動できるかは会社次第にはなりますが、環境を変えてパワハラ上司から逃げましょう。

代わりがいない状態にしていきなり退職する

これは、実際に私がパワハラ上司に仕返しとして行った対処法です。
(場合によっては残された同僚に迷惑が掛かってしまう可能性があるので、すべての方に推奨できる対処法ではありません。)

私は以前、小さい家族経営の職場に勤めていました。

社長の息子の高圧的な態度やパワハラ、面倒くさい仕事の押し付け、丸投げがひどい状態でした。

請求書関係、新規の案件や取引先とのやり取り、システム周りなど過度な業務量を自分一人で行っていたのですが、転職先が決まったので退職できる社内規定ギリギリの日数ですぐ退職しました。

事前に相談せずにいきなり退職を伝えたので社長の息子からは無視されて嫌がらせをされましたが、

人員不足の関係で私の行っていた業務のほとんどを息子が引き継ぐことになったので、いい気味だと思いました。

部下がいきなり退職すると、業務の穴埋めや後任への引継ぎで上司の負担が増えます。

結果的に大変な思いをするのは上司なので仕返しとなります。

そして、部下がいきなり辞めるとなると上司のマネジメント不足として評価も落ちることになるでしょう。

異動・転職も視野に入れる

あなたに非はありません。

パワハラする上司に問題があります。

どのような理由があろうと上司と部下という立場を利用して、相手の尊厳を傷つけるような行為は絶対に許されるべきではありません。

私の友人はパワハラのストレスで鬱になってしまいました。

心が優しい人ほど我慢してしまいます。

身体に症状が出る前に退職を選ぶというのも一つの手段です。

まずは自身の心や体、尊厳を守っていきましょう。

良い条件の職場で働くのは当たり前のことですし、自分に合う環境は絶対にあります。

海外では半数以上の労働者が常に転職先を探している

日本は年功序列や終身雇用は当たり前という考えがいまだに根強く残っていて、長く務めた方が有利という風潮があります。

しかし、海外の考え方としては労働者がより良い待遇やキャリアアップを求めて転職するスタイルが般的となっています。

特にアメリカだと18歳から48歳までの労働者の転職の平均数は12回とされています。(アメリカ合衆国労働調査参照)

また、約71%の労働者が現在の仕事をしながら、積極的に新しい仕事を探しています。(参照:indeed | What Matters to the Modern Candidate

自分のキャリアアップのために、自分の大切な人生のために、自分に合った場所を見つけるために行動することも重要です。

まとめ

パワハラ上司は器が小さく、人間的に未熟です。

自分に自信がない
・自尊心が高い
・劣等感が強い
・古い観念にしばられている

パワハラ上司は自分に自信がないのを悟られないように日々、必死です。

平然と対処することでこちらの心を守りましょう。

職場に相談が難しいというような場合は、転職も視野に入れていいと思います。

あなたの心を守ることが一番なので壊れる前にそんな環境からは逃げてくださいね。

以下の記事ではパワハラで自滅した上司について解説しています。

ぜひ、あわせて読んでみてください。

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