【経験者が解説】アパレル販売員は何歳まで続ける?しんどい理由5つと対処法

アパレル販売員に年齢制限はあるのか、
気になる方も多いのではないでしょうか。

アパレル店員は年取ったらどうなる?年齢制限ってあるの?

アパレルがそろそろきつくなってきたな…

このようなお悩みを解決します。

本記事の内容
  • アパレルの年齢制限はいつ?
  • アパレルがきついと感じる理由
  • アパレルがしんどいときの対処法

私は30代でアパレル販売員から異業種へ転職したのですが、

「アパレル販売員っていつまで続けられるんだろう…」と常に悩んでいました。

本記事ではアパレル業界で10年間働いた私が、アパレル販売員の将来性やきつい時の対処法など、過去に感じたことを踏まえて解説しています。

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目次

アパレル販売員に年齢制限は、ありません

結論から言うと、販売職に年齢制限はありません。

アパレル販売員は若い世代だけでなく、ラグジュアリーブランドやミセスブランド、子供服のブランドや雑貨など、幅広い年代の男女が活躍する場となっています。

ブランドによってコンセプトやターゲットがあるので、企業が求めている年代に合わせる必要はありますが、アパレルの販売員として働くことは年齢的な制限は関係ない仕事となります。

むしろ知識や経験は年齢を重ねるごとに増えていくので、接客スキルやマナーを活かして満足度の高い接客をすることができます。

レベルの高い接客ができることで活躍の場が広がり、重宝される可能性もあるでしょう。

年齢制限はないけど、アパレルは長く続けられない…。きついと感じる理由5選

販売職に年齢制限はありません。

しかし長く続けるのが難しい…といわれており、実態は離職率が高い職種となっています。

その理由は、
「体力面、精神面が年々辛くなるから」

ここからはアパレル販売員がきつい、辛いと感じる理由を具体的に解説します。

アパレル販売職は立ち仕事で体力的にもきつい

販売員は立ち仕事なので体力的にも厳しく、接客以外でもストック関連や大量の検品、棚卸業務など力仕事も多い職種です。

また、時間になっても接客中の場合や店舗が混雑しているとなかなか退勤できず、サービス残業になることも多いです。

疲労が蓄積してしまうと精神的にも休まらないため、年齢的にも長く続けることが難しいと感じてしまいます。

アパレル販売員は土日、年末年始が休めない

アパレル業界はシフト制でまわっているので連休がとりづらく、土日祝日は休めません。

週末や大型連休は集客が多いので全員出勤が基本です。
そのため友人と休みが合わずうまくリフレッシュできなかったり、ゆっくりと休む時間がとれなかったりします。

販売員は給料が低く、金銭的に余裕がない

アパレル業界の給料は高くはありません。

自社ブランドの洋服を着用しなければならないので、社員割引があるとはいえ、金銭的に出費が多い職種です。

社員割引の割合はブランドにもよりますが、一般的には40~60%が多く、高いほうでは80%のところもあります。

(ちなみに私の働いていたブランドは最初は社割60%引きでしたが、業績悪化で50%引きになりました。。)

≫おすすめ副業ワークを見てみる

販売員は人間関係がきつい

アパレル販売は個人というよりチームで連携して動くことも多いので、合わない上司や部下がいるときつく感じてしまいます。

女性同士が多い職場なのでどうしても感情的になったり、仕事の疲労やストレスが原因で人間関係が悪化してしまう場合も多いです。

アパレル販売員は将来が不安

年齢制限はないですがアパレル業界の給与は低く、上がりにくいです。

仕事量に対して給与が見合ってないのが現実で、さらにそこから自社ブランドを買わなければいけないので将来的にも不安を感じやすいです。

≫アパレルの辞めどきチェックリストを見てみる

アパレル販売員がきつい時の対処法3つ

ここからはアパレル販売員がきつい・辛いと感じたときの対処法をご紹介します。

①本社勤務に異動する

企業の方針によりますが、ブランドによっては総務や、販促、商品管理などの本社勤務に異動も可能です。

私が働いていた職場の場合ですが、販売職から本社の生産管理や総務に部署異動する事例もありました。

会社に不満がなくてアパレルを続けたいのであれば異動を希望してみましょう。

お客様の心理やニーズなど販売職で培った知識や経験は裏方メインの仕事でも活かすことができるでしょう。

②別のブランドに転職する

販売という仕事は好きだけど以下のようなお悩みがある方は、年齢やキャリアに合わせてラグジュアリーブランドや別のブランドに転職しましょう。

・会社の方針に不満がある
・人間関係がきつい
・好みが変わってきて年齢的に服装を変えたい

経験者としてキャリアアップを目指せれば、年収アップの可能性もあります。

接客が好きで販売をずっと続けたいという場合は、働く環境を変えることで辛い気持ちが改善される可能性が高いです。

≫別ブランドの求人を見てみる

③別の職種に転職する

体力的にも精神的にもきつい…と感じている場合は、アパレル販売員から転職することをおすすめします。

年齢制限はないとはいわれていますが、長時間の立ち仕事は現実的にも辛い場合が多いです。

実際に私も、以下のような理由で転職を決意しました。

・体力的に限界だった
・職場の人間関係が良くなかった
・別の仕事に挑戦したかった

周りの同期や先輩も、30代に入ったタイミングでアパレル販売から見切りをつけて転職する人が多かったです。

≫30代でアパレルから転職する方法を見てみる

アパレル販売職から転職する場合は20代のうちがおすすめ【若いほうが転職に有利】

アパレルから転職する場合は年齢的に20代のうちに辞めたほうが転職活動もスムーズにいきやすいです。

私は30歳を過ぎてから転職したのですが、

企業によっては募集に年齢制限があったので(30歳以下まで)辞める場合はできる限り早いタイミングをおすすめします。

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【まとめ】

この記事のまとめは以下です。

  • アパレル業界に年齢制限はない
  • 販売職が辛い場合は転職も視野に入れる
  • 転職活動するなら早いほうが良い

販売員として働いていると、20代後半くらいから転職を考える方が増えてきます。

アパレル販売員は毎日がハードワークなのでなかなか転職に踏み切れない…と感じることも多いと思います。

しかし、転職をするなら年齢が若いほうが有利です。

販売経験者はコミュニケーションスキルや営業力が高いので、スキルの需要が高い業界を狙えば転職しやすいです。

アパレル店員は将来的にも不安…と感じてる方はこの機会にぜひ行動してみてください。

以下の記事では、販売員から異業種へ転職する方法という内容を解説しています。
あわせてお読みください。

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