【元店長が解説】アパレル店員はきつくて辛い?向いている人&向いていない人とは?【転職先も紹介】

アパレルで働いているけどきつくなってきた…

アパレル販売から転職したい

本記事では、このようなお悩みを解決します。

本記事の内容
  • アパレル販売員がきつい理由とは?
  • アパレル店員に向いている人・向いていない人とは?
  • アパレルがきついと感じている人におすすめの業種

私は約10年間ほど、アパレル販売員として働いていました。

販売員は体力勝負で数字やプレッシャーに追われる仕事です。

本記事では、過去の経験も踏まえて、
販売職のメリット・デメリットや向いている人の特徴をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

※本ページはプロモーションが含まれています。

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目次

アパレル販売職がきつくて大変な理由4選

アパレル販売員がきつくてしんどい理由は以下の4つです。

アパレル販売職がきつい理由

・立ち仕事で体力的にきつい
・土日祝日休みがない
・給料が低い
・将来性がない

華やかでキラキラしているように見えるアパレル販売員です。

しかし、実際は予算数字に追われたり長時間立ちっぱなしで連休もなかなか取れなかったり、体力的にも精神的にも結構ハードな仕事です。

販売職は立ち仕事で体力的にもきつい

販売員は立ち仕事なので体力的にも厳しく、接客以外でもストック関連や大量の検品、棚卸業務など力仕事も多い職種です。

また、時間になっても接客中の場合や店舗が混雑しているとなかなか退勤できず、サービス残業になることも多いです。

疲労が蓄積してしまうと精神的にも休まらないため、年齢的にも長く続けることが難しいです。

販売員は土日、年末年始が休めない

アパレル業界はシフト制でまわっているので連休がとりづらく、土日祝日は休めません。

週末や大型連休は集客が多いので全員出勤が基本です。
そのため友人と休みが合わずうまくリフレッシュできなかったり、ゆっくりと休む時間がとれなかったりします。

販売員は給料が低く、金銭的に余裕がない

アパレル業界の給料は高くはありません。

自社ブランドの洋服を着用しなければならないので、社員割引があるとはいえ、金銭的に出費が多い職種です。

社員割引の割合はブランドにもよりますが、一般的には40~60%が多く、高いほうでは80%のところもあります。

(ちなみに私の働いていたブランドは最初は社割60%引きでしたが、業績悪化で50%引きになりました。。)

≫おすすめの副業ワークを見てみる

販売員は将来が不安

アパレル業界の給与は低く、さらに上がりにくいです。

店長やエリアマネージャーなど役職者の場合は上がりますが、役職がない場合は上がりにくいです。

仕事量に対して給与が見合ってないのが現実で、さらにそこから自社ブランドを買わなければいけないので将来的にも不安を感じやすいです。

≫アパレル辞めどきチェックリストを見てみる

キツイだけじゃない?アパレル販売職で働くメリット

販売職は体力的にはしんどい時もありますが、デメリットばかりではありません。

ここからはアパレル販売職の良い点をご紹介します。

営業スキルが身につく

販売職は、お客様の購買意欲を上げて購入に繋がるためのプレゼン力や営業力が身に付きます。

さらに、目の前の人に購入してもらうためには何が必要かを常に考えているので、販売戦略が自然と向上していきます。

コミュニケーション能力が向上する

対面で接客するお仕事なので、コミュニケーションスキルが得られます。

様々なお客様のタイプに合わせた接客が必要なので、その都度柔軟な対応が求められます。

満足してもらえるような接客をするために、気遣い、興味を引くような話し方や振る舞いが学べるので対人スキルが向上します。

トレンド情報能力が身に付き、おしゃれを楽しむことができる

ファッション業界の流行や知識が学べることは販売職のメリットです。

次のコレクション情報やトレンド情報が前もって知れるので、顧客様の接客に役立てたり自分のスタイルに取りいれることができ、ファッションセンスが磨かれます。

平日休み

販売員は平日休みなので、交通機関や観光地、商業施設が空いていて過ごしやすいです。

平日に連休が取れるので、平日価格で旅行に行けたりお得に楽しめることが多いです。

販売職に向いているタイプ

ここからは、アパレル販売職に向いている人の特徴についてご紹介します。

販売職に向いている人:人と話すのが好き、接客が好きな人

販売職は人と関わる仕事なので、人と話すのが好きな人は向いています。

お客様と雑談したり、スタッフ間の会話も密にとる仕事なのでコミュニケーションスキルが高い人は向いているでしょう。

販売職に向いている人:対応力がある

販売職の現場は臨機応変な対応が必要なことがあります。

お客様のニーズが異なるので、それぞれの商品やサービスに合わせた取り扱い方が求められます。

相手に合わせた提案やその場に適した対応力が必須です。

販売職に向いている人:情報収集能力がある人

ファッションやおしゃれが好きでトレンドに敏感な人は向いています。

情報収集力が高いと、トレンドやファッションの知識を増やして、ディスプレイやレイアウトに活かしたり、お客様のニーズに合わせて商品をお見立てすることができます。

販売職に向いていないタイプ

ここからは反対に、販売職に向いていないタイプを紹介します。

販売職に向いていない人:人の話を聞くのが苦手

販売職の求められるスキルとして、お客様のニーズを把握して距離を縮めることやコミュニケーションスキルが大切です。

人の話が聞くのが苦手な人や、コミュニケーションが苦手な人は辛く感じるかもしれません。

販売職に向いていない人:体力がなく、立ち仕事ができない

販売職は長時間の立ち仕事、検品作業、ストック関連など、体力を使う仕事です。

体力に自信がなかったり、長時間立ちっぱなしが厳しいと感じる方は辛く感じる可能性が高いです。

販売職に向いていない人:チームで動くことが苦手な人

販売職は、店舗予算を達成するためにスタッフ全体で協力して動くことが多いです。

部下指導や教育なども関わってくるため、協調性がなかったり、個人だけで動きたいという方は向いていません。

アパレル経験者におすすめの転職先

・営業事務
・一般事務
・オペレーター
・営業職
・WEB業界

上記はほんの一部ですが、実際にアパレル販売員から一般事務職・営業事務職へ転職する方も多いです。

また、販売という仕事は好きだが現在の会社の方針に不満がある、と感じている方は接客のスキルを活かした別の営業職もおすすめです。

自社製品をお客様へ提案する仕事は目に見えて成果がわかりますし、

インセンティブが大きい場合は今より給与がアップするのでやりがいを感じられます。

年収アップを狙うなら営業職がおすすめ

アパレル販売で培った営業力は転職活動で活用していきましょう。

特にインセンティブ手当がある営業職(不動産、自動車メーカー、人材業界)は異業種でも転職しやすいです。

営業職への転職はアパレル時代の数字の実績がしっかりとアピールできるので高評価に繋がります。

営業職の求人はマイナビエージェントdodaが豊富にそろっているので、是非チェックしてみてください。

≫適職診断を見てみる

【まとめ】

販売職をきついと感じる理由、向いている人・向いていない人を解説しました。

販売職は体力的にも長期的に続けることが難しい職種です。

もし、いま辛いと感じている人は、転職活動をはじめてみるのもおすすめです。

以下の記事ではアパレル店員の辞める時期・円満退職する方法もご紹介しています。

ぜひ、あわせてお読みください。

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