アパレルを辞めたい…
販売員をそろそろ辞めるか迷う…
このように、今の職場にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
- アパレル店員の辞めどきサインとは?
- アパレル店員が辞めるときの注意点
- アパレル店員が円満退職するために必要なこと
以上の内容を解説しています。
私も数年前にアパレル店長を辞めて転職したのですが、当時はかなり悩みました。
でも今は、
「あの時アパレルを辞めて本当に良かった…」と感じています。
本記事では、辞めるタイミングや辞めどきだと感じた場合の対処法も紹介しているので、迷ったときの基準として参考にしてみてください。
この記事を公開してから半年ほどが経ちますが、検索上位に表示されていることで大きな反響がありました。↓
「アパレルを辞める決心がついた」
「異業種に挑戦することができました!」
上記は一部ですが、アパレルを辞める決心がついて新しい道に進むきっかけになった!というDMを有難いことにたくさん頂きました。
この記事を読むことで、
今の職場に見切りをつけるか、もう少し続けてみるか自分の気持ちが見えてくると思います。
本記事の後半では、アパレル経験者におすすめの転職サイトも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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アパレルの辞めどきがわかる7つのサイン!
当てはまったら辞めた方がいい?
いまの自分にとって合わない職場にいると、
『イライラ』や『もやもや』という嫌な違和感がでてきます。
この違和感を感じた時は、
心の奥が変化を望んでいるサインです。
私はこの違和感を何年もずっと見ないふりをして逃げていました。
『どうせ自分は販売しかできない』
『転職なんてできるわけない』
と行動しない言い訳をして辞めたい気持ちを見ないふりしていました。
でも一度感じてしまった
『イライラ』や『もやもや』は見ないふりをすればするほど、どんどん増幅してしまいます。
解放されて初めて、もっと早く行動してればよかったと冷静に振り返ることができます。
増幅する前に、なにか行動することができれば、今の「イライラ」と「もやもや」は消えていきます。
ここからはアパレル販売員の辞めどきがわかる前兆・見極めのサインをご紹介します。
・人間関係が悪い
・待遇に不満がある
・給与に不満がある
・体力に限界を感じる
・将来のビジョンがみえない
・仕事に対しての意欲がわかない
・やり切ったと感じる
あなたがこれらのサインを日常的に感じている場合は、
アパレル販売員を離れるタイミングかもしれません。
『イライラ』や『もやもや』に支配されてしまう前に、現状の自分と照らし合わせてみましょう。
アパレルの辞めどきサイン①:人間関係が悪い
今の職場で合わないなと感じる人はいませんか?
アパレル販売員は部下との関係、上司との関係など職場の人間関係に悩まされることも少なくありません。
性格タイプも様々なのでお互いに不満やストレスを抱えてしまうことがあります。
お店の雰囲気が悪いと働くモチベーションが上がらず辞めたいと感じる原因となりやすいです。
アパレルの辞めどきサイン②:待遇に不満がある
販売員は数字面やスタッフ間の人間関係、仕事量の多さ・プレッシャーで非常にストレスが多い仕事です。
年末年始・土日出勤や、まとまった長期的な休みがとりづらいなど待遇面で辞めたいと感じることも少なくありません。
アパレルの辞めどきサイン③:給与に不満を感じる、金銭面に余裕がない
ストレスや負担が多い割には給料自体は高くないのがアパレル販売員です。
また、売り場で着用する洋服を購入しなければならないので金銭的にも厳しく、転職を考えるようになります。
アパレルの辞めどきサイン④:体力面で限界を感じる
立ち仕事なので体力的にも長く続けることが難しい職種です。
疲労が蓄積してしまうと精神的にも休まらないため、仕事に対してのモチベーション低下に繋がります。
アパレルの辞めどきサイン⑤:将来性がなく、明るい未来が見えない
キャリアアップがなかなかできなかったり、将来性に不安を感じてしまうのも辞めたいと感じる原因の一つです。
今の上司の姿があなたの未来です。
年収面・待遇面はあなたが満足できるものですか?
こうなりたいという姿が見えないのであれば自分がその場所を離れるタイミングかもしれません。
アパレルの辞めどきサイン⑥:仕事に対して意欲がわかない、毎日が楽しくない
職場の課題を挙げたときにその問題に対して改善策を考えたり、
解決するまでの余力がない場合は辞めどきです。
やりたくない仕事を嫌々しても自分の時間が無駄になってしまうだけです。
モチベーションが低いまま仕事を続けるのは自分にとっても周りにとっても良くない環境になってしまうでしょう。
アパレルの辞めどきサイン⑦:アパレルをやり切ったと感じるとき
仕事に対して変化がなかったり、
成長を感じられない場合は
次のステージへ進むタイミングかもしれません。
・キャリアアップを目指したい
・異業種に挑戦してみたい
このような前向きな気持ちがあれば、転職もうまくいきやすいです。
新しい環境を目指して転職活動を始めてみましょう。
結論:自分の力で解決できないときは辞めどき
給与面、環境面、キャリア面などは、
自分の力でどうにかできる問題ではありません。
特に職場の人間関係は一度不満を抱えてしまうとモチベーションが下がってしまい、「辞めたい」という気持ちが強くなってしまいます。
(実際に私も退職を決めたきっかけは人間関係でした…)
今後のキャリア的にも不安という方は新しい道に進みましょう。
アパレルの辞めどきは20代のうちがおすすめ【若いほうが転職に有利】
☑【20代の転職メリット】
・募集要項が30歳以下の企業が多い
・未経験でも挑戦しやすい
・将来性や伸びしろを重視される
転職する場合は年齢的に20代のうちに辞めたほうが転職活動もスムーズにいきやすいです。
私は30歳を過ぎてから転職したのですが、企業によっては募集に年齢制限があったので辞める場合はできる限り早いタイミングをおすすめします。
アパレルの辞め時サインが来たら取るべき行動
辞め時サインを確認したらとるべき行動は以下です。
✓転職活動の計画を立てる
✓円満退社に向けて動く
辞める場合は次の職場が決まってから上司に伝えましょう。
決めた後に退職の意志を伝えることで無駄な引き留めに合わなくて済みます。
こここからは、
・転職活動のポイント
・円満退職に向けての動き方
・アパレル経験者におすすめの職種
を紹介します。
転職スケジュールは余裕をもって立てよう【目安は5~6か月】
・事前準備(2か月)
・書類作成と面接対策(2か月)
・内定と退職手続き(2か月)
①事前準備で自己分析や気になる業界をリサーチします。
②書類作成(履歴書や職務経歴書)、面接対策をします。
③応募と書類が通過したら面接を行います。
※面接は2~3回あります。10日間隔で繰り返すので内定が出るまでに1か月半くらいは見ておこう!
④内定が出たら退職の手続きや引継ぎを行います。(2か月くらい)
【使ってよかった】アパレルを辞めるか悩んでいる人におすすめの無料求人サイト
ここからは実際に私が転職するときに使ってよかったと感じたサイトを紹介します。
私はアパレルを辞めたいと思いながらも、なかなか転職に踏み出せませんでした。
『どうせ自分なんか転職無理』
『自分は販売しかできないし…』
このように行動しない言い訳をたくさん並べて逃げていました。
でもサイトに登録してしまえば意外となんとかなります!
興味のある職種が2~3個は見つかります。
見つかったらそこの企業や職種を調べて知識や選択肢が広がるので情報収集が楽しくなりますよ。
さらにエージェントを利用すれば書類の添削や応募、面接対策などすべて行ってくれるのでスムーズに進めることができます。
ここからは転職サイトを選ぶポイントを紹介します。
転職サイトを選ぶポイント
☑転職サイトは2~3社の登録がおすすめ
(転職経験者7割以上が2社以上のサイトを併用しています)
☑【複数利用のメリット】
・選択肢が広がる
・自分に合う担当者が見つかる
・使いやすいサイトが見つかる
アパレル販売員のおすすめ転職サイトは、
ファッション求人【iDA】、クリーデンス
マーケティングや商品管理などアパレルで培った知識をそのまま活かせる求人が揃っています。
iDAとクリーデンスの口コミはこちらにまとめています。↓
dodaやマイナビのような大手転職サイトは、
非公開求人が多いのがメリットです。
非公開求人が多い | |
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doda | |
求人数が多い分、いろんな企業をみることができるので登録しておいて損はないです。
アパレル店員が円満退職をするために必要なこと3つ
次の職場が決まったら円満退社できるように、タイミングを見て動いていきましょう。
1.アパレル店員の退職する時期は繁忙期は避ける
アパレル店員が円満に退職するためには、年末年始、セール時期など忙しい時期は避けましょう。
タイミングとしては2月と8月くらいがベストです。
(この時期は閑散期で比較的落ち着いているので店舗への負担も最小限に抑えられます。)
また、直属の上司に退職を伝えるタイミングも余裕をもって伝えましょう。
会社にもよりますが2か月~3か月くらい前には伝えられると、
後任や店舗スタッフの確保など引継ぎがスムーズにいきやすいでしょう。
(就業規則に記載があるので事前に確認しましょう)
2.顧客の引継ぎをする
円満退職をするためには後任スタッフにはしっかりと丁寧に引継ぎをしましょう。
業務・顧客の引継ぎなど漏れがないように行うことが重要です。
引継ぎ用の書類を作成して退職後に迷惑が掛からないように準備しましょう。
3.アパレル店員の退職理由は前向きに
退職理由は前向きでポジティブな理由を伝えましょう。
・キャリアアップしたい
・新しい仕事に挑戦したい
自己都合で退職するので可能な限りわだかまりが残らないように対応することが望ましいです。
前向きな理由で誠意をもって伝えましょう。
アパレルを辞めたい人へおすすめの職業【体験談】
・一般事務
・営業事務
・営業職
・WEB業界
実際に私の周りでは接客業から一般事務職・営業事務職へ転職する人が多いです。
また、接客のスキルを活かした営業職やハイブランドに転職して年収がアップした同期もいました。
自社製品をお客様へ提案する仕事は目に見えて成果がわかりますし、インセンティブが大きい場合は今より給与がアップするのでやりがいを感じられます。
また、ネット販売の商品管理やマーケティング職も販売の知識を活かせる仕事としておすすめです。
事務職
勤務時間が不規則で人間関係のストレスが大きいなどの理由から、アパレルから事務職への転職を検討する人は少なくありません。
来客対応や社内の人と関わる仕事は多いので、接客業で培ったコミュニケーションスキルは活かすことができるでしょう。
未経験者募集の企業も多いので、最低限でも問題ないのですがPCの基本的な操作は習得しておくことをおすすめします。
営業職で年収アップ
今後の自分の選択次第で年収アップの可能性は大いにあります。
とくに、インセンティブ(歩合)がある不動産関係や営業職は販売で鍛えた営業力が発揮できるのでおすすめです。
・不動産
・人材業界
・自動車メーカー
・ITサービス業界
・広告業界
Web業界
WebライターやWebマーケティング、商品管理やお問い合わせ業務などがあります。
私の周りもアパレル出身でWebマーケティング職に転職している人が多いです。
理由としては、アパレルで培った分析力や情報収集力はマーケティング職に活かすことができるからです。
消費者の購入までの動きが対面接客と違うので面白いですし、やりがいもある仕事です。
在宅可能な仕事なので、今後の働き方を見直したいという方はおすすめです。
PCスキルがないから不安という人はwebスクールもおすすめ
販売員から異業種へ転職したいけどPCスキルがない..と感じていませんか?
デスクワークを希望していても基本的なスキルがないと未経験でもなかなか採用されにくいのが現実です。
そういう場合は転職支援付きのwebスクールもおすすめです。
まとめ【アパレル辞めてよかった体験談】
・人間関係が悪い
・待遇に不満がある
・給与に不満がある
・体力に限界を感じる
・将来のビジョンがみえない
・仕事に対しての意欲がわかない
・やり切ったと感じる
今回はアパレルの辞め時が分かる10のサインを紹介しました。
上記のサインに身に覚えがあるかたは今の職場を離れるタイミングといえます。
私も退職するときにかなり悩みました。
しかし、実際に辞めてみるとメリットしかなかったです。
・年末年始ゆっくり休める
・土日休みが楽しい
・健康になった
当時は仕事がきつくて精神的にも疲れることが多かったのですが、土日休みの職場に転職してからは健康的で楽しい毎日を送れています。
私は30歳で転職と遅めのタイミングでしたが、あの時アパレル販売員を辞めてよかったと心から思いました。
もしいまあなたが「アパレル辞めたい…」と強く感じているのであれば、
我慢せずに一歩踏み出してみることをおすすめします。
以下の記事ではアパレル販売員が失敗しないための転職活動の進め方もご紹介しています。
ぜひあわせてお読みください↓