転職活動で必要な「職務経歴書」をどのように書いたらいいか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
職務経歴書の書き方が分からない
アパレルの自己PRは何を書こう…
このようなお悩みをお持ちの方に向けた内容です。
- 販売職の職務経歴書の書き方
- 販売職の職務経歴書の注意点
- 販売職から異業種へ転職するコツ
本記事では販売職の職務経歴書の書き方をご紹介します。
また、アパレル販売員からマーケティング職に転職した私の体験談や、実際に書類審査に通過した職務経歴書も紹介していますので参考にしてみてください。
※本ページはプロモーションが含まれています。
職務経歴書で実績をアピールしよう
職務経歴書とはこれまでのあなたの、
- 仕事内容
- 実績
- スキル
を伝えるための重要な書類です。
希望する企業の書類審査に通過するためには、
職務経歴書内で自分の強みをうまくアピールする必要があります。
(学歴・氏名・住所などを記入する履歴書とは異なります。)
・履歴書…氏名・住所・学歴・資格
・職務経歴書…これまでの仕事内容・実績・スキル(A4用紙1~2枚程度)
アパレル販売員が職務経歴書で気を付けるべきポイント
ここからは販売職の職務経歴書を作成するときに気を付けるべきポイントをご紹介します。
・内容は深く具体的に
・見やすいレイアウトを意識
・「自分の強み×実績」
・オリジナルエピソード
・内容は企業によって変える
①自分の仕事内容を具体的に伝える
販売職として、
何を・誰に・どのように売っていたかを具体的に説明する必要があります。
・何を(婦人服を)
・誰に(ターゲット層・20~30代女性に)
・どのように(販売手法・実績)
採用担当者があなたのスキルをきちんと把握できるために、ターゲット層、単価、メインターゲット層、ブランドイメージは細かく具体的に記入しましょう。
自分の役職ポジション、店舗の在籍人数、勤務地の場所(例:新宿店など)を記載することで企業側に規模感も伝わりやすいでしょう。
②レイアウト・読みやすさを心がける
販売員の強みであるコミュニケーション力や営業力を売り込みたくても、書類審査で落ちてしまうと面接まで進むことができません。
書類審査の段階では書面でのアピールしかできないので「読みやすいレイアウト」を意識することが大切です。
・語尾を合わせる
・誤字や脱字がない
・文字のフォントや大きさを統一させる
・箇条書や改行、余白を使う
・句読点を使い、文章が長くならないように調整
丁寧さ、誠実さが伝わるように、文字の配列のバランスや読み手が疲れない文章を心がけましょう。
採用担当者はあなた以外にも何十名もの職務経歴書を読んでいます。
不快にさせない気遣いも職務経歴書を書くうえで大切なことです。
③強みやスキルは応募する会社に合わせる
転職活動では複数の会社に同時に応募することが多いので、企業が求める人材に合わせて強調するスキルや内容は随時変更していきましょう。
企業側が採用にかける工数は限られています。
多くない時間の中で希望者全員の職務経歴書を読み、厳選して面接まで進む人数を絞り込まないといけません。
募集するスキルと自分の経歴がずれすぎてしまうと書類で落とされてしまうので、企業側の求める人材に合わせて作成しましょう。
企業側に「自社で活躍してくれそう」と思ってもらえることが大切です。
アパレル販売員の職務経歴書で大切なのは「強み×実績」
書類選考の基準は企業によって異なりますが、
以下の4つはどこの企業も注視しているポイントです。
・自社の社風にマッチしているか
・どういう戦力になるか
・今後どのように成長してくれるか
・転職理由はなにか
「あなたを採用したら会社にとってどんなメリットがあるか」
これを採用担当者は知りたがっています。
「実績×自分の強み」を伝えることであなたの人物像・スキル・価値観がより明確に伝わります。
中途採用で求められることは、即戦力です。
入社後はこの強みを活かして○○の分野で役立てていきたい。と、会社で活躍できる人材としてアピールしましょう。
アパレル販売員の実績は数字を絡めてアピール
実績は数値を絡めて具体的に記載することで目標達成力がある優秀な人材ということがアピールできます。
例えば、「1年間の顧客売上目標○○円対して○○円を達成。達成率○%で店舗表彰を獲得」などと数字を絡めた成果を記載することでより具体的に伝えることができます。
販売職の「実績の過程と自分だけの強み」を具体的にまとめよう
実績に対して今までどういう努力をしたか、自分の強みをどう活かしてクリアしたのか。を具体的に記載しましょう。
例「私の強みは継続力・コミュニケーション力・情報収集力です。店舗の認知度・顧客数を増やすために、SNSで新作のおすすめコーディネートの毎日アップを継続しました。接客時には距離感を大切にしており、お客様のテンション・トーンに合わせることを心がけています。共感や質問を繰り返しながらニーズを細かく聞き出し、お好みを把握して、素材・柄などの最新トレンド情報を絡めてお客様一人一人に合った提案をすることで、満足度・リピータ数も上がり、顧客数店舗1位を獲得しました。顧客売上目標○○万に対して、実績○○万円を達成することができました。」
このように「自分の強み×実績」のエピソードをいれることで具体的にあなたのスキルを企業側に伝えることができます。
アパレル販売職の職務経歴書は自分だけのオリジナルエピソードで印象付けよう
ネットで「職務経歴書 販売員 テンプレート」と検索するとテンプレートのフォーマットや見本となる情報があふれています。
ネットのテンプレートだけでは機械的になってしまい、それだけだとあなたの良さや価値観が企業に伝わりにくいです。
実績や裏付けるエピソードが浅いと落ちてしまう可能性が高いので、
私らしさを入れながら自分だけが経験している深いエピソードでアピールしましょう。
大切なのは自分の言葉で伝えることです。
アパレルから異業種へ転職したときに書類審査を通過した職務経歴書
実際に私が転職活動中に使用していた職務経歴書の例文・サンプルをご紹介します。
(ブランド名や具体的なエピソードは伏せています。)
・職務要約
・職務経歴
・スキル
・実績
・工夫したポイント
・自己PR
各項目に分けて記載します。
販売員から異業種へのアピールポイント
私の場合は事務職・WEBマーケティング職に絞って転職活動をしていたので、
受ける企業によって職務経歴書の内容を変更していました。
受ける職種 | 強み | どういう場面で活かせるか |
---|---|---|
事務職 | コミュニケーション力 協調性 | 電話対応・来客対応 サポート |
WEBマーケティング | 情報収集力 販売力 | リサーチ・データ分析 ニーズ把握・販売施策 |
PCスキルに関しては、会社提出書類の作成やword、excelは可能という最低限の記載をしていました。
(資格が必要な職種は別ですが、基本的には募集要件に合わせた記載をすれば問題ないでしょう。)
職務経歴書のタイプ
職務経歴書は大きく3つのパターンに分かれています。
転職サイトに記載しているフォーマットから自分に合うものを選んでみてください。
- 編年体形式
- 逆編年体形式
- キャリア式
編年体形式
時系列に沿って経歴を記載します。
新人時代の経歴が一番上にくるタイプの形式なので、転職回数が少なかったり職種の幅が広くない場合はこのタイプで問題ないでしょう。
逆編年体形式
こちらは編年体形式の逆の形式タイプになります。
現在から過去へ遡って記載するので直近のキャリアをアピールしたい場合はこちらのタイプが望ましいでしょう。
キャリア式
キャリア式は職種や業務内容別に区切って記載する形式です。
スキルごとに自分の強みをアピールできるので転職回数が多い方におすすめです。
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非公開求人が多い | |
---|---|
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デスクワークを希望していても基本的なスキルがないと未経験でもなかなか採用されにくいのが現実です。
そういう場合は転職支援付きのwebスクールもおすすめです。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
販売職の職務経歴書の書き方で気を付けるポイントは以下です。
・内容は深く具体的に
・見やすいレイアウトを意識
・「実績×自分の強み」
・オリジナルエピソード
・内容は企業によって変える
中途採用は「この人は募集内容の仕事ができるか」を見られるので、スキルや経験が重要視されます。
未経験の転職の場合は専門のスキルが足りない分、
「どういう戦力になるか」
「今後どのように成長できて貢献できるか」
という内容をプラスアルファで伝えなければなりません。
職務経歴書の内容で
「会ってこの人から話を聞いてみたい」と思ってもらえるかが決まります。
ポイントを押さえながら自分の強みをしっかりとアピールできるような職務経歴書を作成していきましょう。
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転職活動で悩まれている方はあわせてお読みください。